KNIT CARE GUIDE
KNIT CARE
GUIDE
思い入れのあるお気に入りの1枚は袖を通すたびに心高鳴る特別なもの。そんなアイテムは、長く美しく愛用したいですよね。いつでも美しい状態で着こなすのはおしゃれの基本。m-i-dからみなさまへ、正しい知識でお手入れいただけるニットケアのHow toをお届けします。
How to BRUSHING
How to
BRUSHING
ニットケアの基本は着用後のお手入れ。摩擦によってできる毛玉や毛並みの衰えはブラシを正しく使用しお手入れしましょう。1日着用したニットには汚れや埃が繊維に入り込むためブラッシングによってそれらをかき出すことが必要です。
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まず、ブラシをニットに対して垂直に持ち、下から上へ逆毛を立てるようなイメージでブラシをかけ汚れや埃を取ります。
02
その際に毛玉になりそうな絡まりなどがあれば、ブラシの先端を使用し、かくようなイメージでブラシを強くかけることで毛玉がほぐれ毛玉防止になります。
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最後に網目を整えるために上から下へブラッシングをします。日常的にブラッシングをすることでクリーニングに出さなくても風合いが変わらない状態で大切なニットをご自宅で保管いただけます。
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m-i-dが皆さまへご紹介したいのがイシカワ 洋服ブラシ。従来のブラシは同じ馬毛でも本毛を使用していることが多く、太く硬いことで生地を傷つけてしまっていましたが、“尾脇毛”という柔らかさとコシを兼ね備えた希少な部分の毛を厳選して使用したことで力を加えても生地を傷つけず、多様な生地に対応したブラシとなっております。イシカワ 洋服ブラシの作るブラシは生地を傷める心配や毛が広がる等が無いのでブラシの反発力が伝わるように机などの台に置きしっかりと垂直にブラッシングすることが大切です。使用後は手で埃などをはらい、細いくしで根元からかくように細かいほこり等を取り除いておくと長く美しい状態で愛用いただけます。
How to HAIRBALL CARE
How to
HAIRBALL CARE
本来、ブラッシングケアを続けていると毛玉の発生を防ぐことができますがそれでもできてしまった毛玉は一つ一つ、刃先の小さいハサミでカットします。その際毛玉をつまむようにし、身生地を切ってしまわぬように注意しながら行ってください。ハサミを使用せず手で毛玉をとってしまうと繊維が引っ張られることで毛羽立ちの原因となり、生地も薄くなるので美しい状態を保つことができません。
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生地を傷つけないようハサミは刃先が小さく、生地にあたる部分の面積が狭い刃先の反ったものを選びましょう。ご紹介するイタリアPremax社製鋏は持ち手部分がばね式になっていることで力を入れずに簡単にカットすることができ、ピンセットのような持ち手であることから繊細な部分までしっかりとケアすることが可能です。(イタリア Premax社製鋏)
秋冬のお洋服を着た時のときめきと高揚感は
他のシーズンには無い特別なもの。
“大切なお洋服”のお手入れで繋がる特別な1枚を、
長く大切に愛用しませんか。